やりつくしたような気がする
いや、やりすぎたのかもしれない。
この2年から3年ほど大学入試改革、共通テスト(と二次試験)の難化、受験生の理系シフト
で結果が出せず、体調も良くなかった。
今までの学習量では不足だったので、今年は学習量を1.5倍くらいに増やしました。
夏期講習でかなり詰め込んだので、成績は今のところあまり心配はしていません。
よくあれだけの勉強をするものだと感心しています。
(若干やりすぎたこともあるかもしれません)
ただ理系は入るのも大変ですが、入ってからがもっと大変。さらに言えば就活は非常に大変。
私は受験で多少苦労はしても、就活では苦労させたくない。
でまあ、今年は受験のほうは予定通りいくのではないかと思っています。
ここ数年感じていることですが、塾・予備校業界はもう終わりではないかということ。
今のところ小学受験と中学受験は盛況のようですが。
どこの塾にもパラパラと生徒はいますが、経費を考えると採算が取れているところ、それで
生活が成り立っているところはごく少数なのではないかと思います。
大手塾なら大丈夫ではないかと思われるかと思いますが、経費がけた違いに大きい。また一番
お金がかかるのが宣伝費。しかも「無料」が当たり前。
もし塾を続けるなら他で収入を得て、趣味としてやるくらいでないと無理だと思います。
高校教師を辞めたのは10年弱で完全燃焼したからでした。もうこれ以上の仕事はできないだろう。
塾を始めて40年近くやってきましたが、つぶれなかったのは極零細塾に徹したからだと思います。
大学受験を本格的にやり始めたのは60歳から。それから15年近くがたちました。
2018年で大学全入といわれていましたが、それが去年今年と一気に表面化。
受験がなくなれば塾・予備校は必要がないし、受験が高3の1学期で実質的に終わってしまう。
5年くらいすれば、新しい秩序が生まれてくるとは思いますが、でもまあ、やるべきことはやり
つくしたような気がします。
ただ結果だけは絶対に出します。