フィンランド、教育の脱デジタル化

こんにちは

 

東川口の進学塾『櫻井塾』塾長の櫻井です。当塾は、大学受験と高校受験でTOP校を目指す生

徒さん向けの進学塾です。

指導歴50年のベテラン塾長と、現役の東京大学・国公立大学等の大学生・大学院生が講師を

務めています。

 

このブログでは、東川口の『櫻井塾』は、どのような塾かをご紹介いたします。

 

さて本日は「フィンランド、教育の脱デジタル化」についてのお話です。

 

文科省がGIGAスクール構想を打ち出して、生徒全員にノートPCを配布しました。

その活用状況と成果については今のところ何も報告されてません。

 

ここ数年フィンランドの教育が世界で一番先進的だといわれてきました。

なんでも「PISA」とかいうテストで非常にいい成績なのだとか。それに比べて日本は

遅れているとか。

 

そのフィンランドで今脱デジタル化が進行しているようです。

生徒全員にノートPCを持たせたところ、かえって学力が落ちた。それで再び紙と鉛筆

に戻しているようです。

(当然先生による授業も)

 

国語を見ていて生徒の国語力が非常に落ちていると感じています。

低学年になればなるほどその傾向が強い。いわゆる「教科書が読めない生徒」です。

 

「デジタル脳」

画面に出ている情報の中から自分の記憶にひっかかる言葉を選び出し、それを勝手に

つなげる。

「これいったい何のこと?」ということになります。

また画面はすぐ消えるので連続した思考はできない。そもそも画面が小さいので情報量が

少ない。

 

「国語ができない」というのはまず「文章が読めない」「文章を読んでいない」ということ

です。

「デジタル脳」の治療法はその生徒のレベルに即した(それより少し上の)文章を読ませる

訓練をすることです。

 

「教育のデジタル化」は生徒の思考力を奪う側面のほうが強い。年齢が小さければ小さいほど

その影響は強いと思います。

 

このフィンランドの「脱デジタル化」日本も真似をするのかどうか見ていきます。

文科省は結局うやむやにするのではないか。

 

しかし英語4機能、教育のグローバル化・国際化 鹿鳴館時代のままだなと思っていました。

 

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