種は確かに成長していた
久しぶりの投稿です。
なにやかや今後の身の振り方を考えていました。
以前とは違う形ですが、また生徒と触れ合うことになりました。
今度はあまり学力に自信のない生徒のサポートになりそうです。
3月中旬教室を閉じたその時、また新しい人とのつながりができました。
20代のころ高校の教員をしていた時の教え子と連絡がついたのです。
生徒同士の交流はずっとあったのですが,「櫻井先生どこに消えた?」ということだったらしい。
昨日その一人が連絡をくれました。「櫻井先生に大学進学を勧められてその報告がしたかった」とのことでした。
彼女ももう還暦は超えていますが。
進学校ではなかったので学力面はやや不安、家庭的にいろいろあって援助は期待できない状況でした。
それで大学の二部に進学することを勧めました。
確か國學院大學の文学部の二部だったと思います。
その後一部に転部、卒業後は福祉関係の仕事に。
結婚した人と就労支援の事業所を経営しているそうです。
社会的には不可欠の仕事ですが、経営となると大変なことと思います。
それでも自分らしいいい仕事でいい人生だと思います。
言葉は人を生かしもするし、殺しもします。
高3の時のたった一言が見事に成長していました。
教育というものは最短で3年、10年先を見てやるものだと思っていました。
社会とその生徒の人生に種をまく仕事です。