東洋大学の年内基礎学力型入試1年で終わり?
こんにちは
東川口の進学塾『櫻井塾』塾長の櫻井です。当塾は、大学受験と高校受験でTOP校を目指す生
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さて、本日は「東洋大学の年内基礎学力型入試は1年で終わり?」についてのお話です。
2万人の受験生を集めた東洋大学の学校推薦型2教科基礎学力入試ですが、文科省が見直すよう
指導していたことがわかりました。
文科省の「大学入学者実施要項」によると、学力試験は25年の2月1日~3月25日までに課すと
定められ、小論文や面接は2月1日より前でも実施できるとなっているそうです。
東洋大学側は関西ではすでに通例となっているのに、なぜ関東ではだめなのかと反論。
文科省では関西の大学にも状況を聞き、今後すべての大学のルールを守るように通知を出す
ことを検討。
東洋大学の年内入試は2万人の受験者を集め、合格者は4千人超。実質倍率5倍。
このままいくと首都圏の大学受験に地殻変動が起きるところでした。
おそらく成成明学国武あたりも参入、このランクの大学の実質的な入試が年内2教科になる
ところでした。
もう一つ、文科省が気にしたのが、学力試験の復活ということだったのではないかと考えます。
学校推薦型・総合型選抜と学力試験抜きの入試をやろうとしていた文科省にとって、学力試験の
復活は由々しい事態だったのではないか。
東洋大の入試部長の談によると、学力試験なしの風潮に一石を投じたかったというのが実施理由の一つ。
受験生・保護者・学校にとってもブラックボックスの総合型より、2教科基礎学力試験のほうが
遥かに使い勝手がいい。
文科省の意向に逆らったら、補助金が減額されたり、申請が通らなくなったりするので、この試験は
ことしで終わりでしょう。
しかし、と思います。
入試のルールを破壊しているのは文科省ではないか。
文科省の誰が、どこが政策を立案しているのかは知りませんが、ことごとく的がずれている。
迷走している、あるいは漂流している、あるいは脳死状態。
行きつく先は大体見えています。
おそらく「格差社会」などというものを超えて「分断社会」になるでしょう。
根強い「受験は悪だ」という観念があるようですが、「学力」を捨てて繁栄した民族・国家・
社会などない。
もうとっくにあきらめてはいるのですが。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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