大学入試改革・高大接続とは何だったのか
3年目にしてようやく見えてきました。
大学側は少子化対策で一気に中高を買収したり提携校にしたり。今後この動きはますます加速すると
予想されます。
結論から言えば受験の二極化、私大文系は各種推薦で行くのが普通。いかに評定平均を取るか。
医療・薬学系は以前から公募推薦が主流。こちらは試験があることが多い。
一方国公立難関大志望の生徒も増えており、こちらの生徒はあくまで志望校目指して努力、妥協はしない。
また大学のランク付けに推薦比率が使われるようになり、推薦比率の高い大学は一般受験の対象から
はずれることになります。
明治大学推薦35%、上智大学55%。
早稲田大学は内部・推薦を60%以上に設定していますが、一般では東大・京大受験生を拾うためで
一橋・東工大では5分5分、東北大・北大ではほぼ歯が立たないと思います。
結局高大接続とは学力格差の拡大、推薦でしか生徒を集められない大学の淘汰につながるのではないか。
難関大志望の生徒は以前より高い学力が必要とされるので、これはこれでよかったと思います。