夏期講習のチラシが入る時期になったが
新規に出店する塾もあるのだが、そんなに需要があるのだろうか。
塾予備校業界は少子化の波の中ですでに現状とかなりのずれが生じているのではないだろうか。
今ニーズがあるのは幼児と小学校低学年。単価がそれほど高くないし、親が大きな夢を抱ける年齢。
中学受験は過熱化しているが、「私立中学に入れば後は自動的にいい大学に入れる」というのは幻想。
中高一貫校こそ6年間で学力格差が大きく開く。
また大学と私立中高との提携が盛んだが、大学の価値が保たれるのかどうか。
年内入試率の高い大学はどうしてもランクを落としていく。
というようなことで塾業界はすべてとは言わないが幻想を売っていて、それがもはや通用しなく
なっているのだと思う。
ここ数年インターネットを使った塾も出てきたが、その後どうなったかはほとんど聞かない。
もう塾・予備校は存在意義がないのだと思うが、ただすべてが消えてなくなるわけでもないと思う。