予想よりも早い
大学入試改革が始まって4年経過。
年内入試が60%を超え、世の中の関心は学校推薦型と総合型選抜に。
「評定平均を取っていれば小論文や面接の練習で行けるのに、わざわざ一般受験するのは
要領が悪い、コスパが悪い」というのが一般的な風潮。
生徒よりむしろ保護者の側がこう考えていると思います。
高校側も偏差値60前後の学校は年内入試が主力、要領の悪い生徒がやむなく一般に回る。
それが近頃「年内入試組の基礎学力が不足」「大学で高校の学習、場合によっては中学レベルの
学習からやり直し」という記事を見かけるようになりました。
予想より2年くらい早かった。
高大接続、年内入試は急激な少子化を目前にした大学側のなりふり構わない生徒獲得の手段です。
就活でもどういう方法で入学したかチェックされます。
今後保護者のイメージの大学の序列と現実の序列が大きく乖離してきます。
学力が低くなってしまえば大学はその存在意義を失います。
それまでそんなに時間はかからないと思います。5年以内?