「教育」の低年齢化に思う

こんにちは

 

東川口の進学塾『櫻井塾』塾長の櫻井です。当塾は、大学受験と高校受験でTOP校を目指す生

徒さん向けの進学塾です。

指導歴50年のベテラン塾長と、現役の東京大学・国公立大学との大学生・大学院生が講師を

務めています。

 

このブログでは、東川口の『櫻井塾』は、どのような塾かをご紹介いたします。

 

さて、本日は「教育」の低年齢化についてのお話です。

 

今からもう40年も前の話ですが、高校教員をしていたころいわゆる「問題行動」を起こす生徒が

居ました。

当時の「問題行動」など今から考えるとかわいいものですが。

 

その時どうしたかというととにかく生徒の話を聞いた。成育歴を語ってもらったのです。

またよく家庭訪問をして保護者からその生徒の成育歴についていろいろ聞きました。

 

当時はまだ教員に対する信頼感のようなものがあったので可能だったのですが。

 

その中で共通して気が付いたことがあります。

それは幼児期にとにかくお稽古事やいわゆる「お勉強」をさせていること。

数が多ければ多いほど、その後に学力不振になったりしているという現実でした。

 

子供の脳はまず具体的なものに対する反応から成長していきます。

まだ脳が育っていない時期に抽象的な概念である「言葉」や「数字」を入れていくのは

危険性が伴います。

また「言葉」の重要性。家庭の中で日常の言葉が多ければ多いほど脳は吸収します。

 

そのあたりを他人に任せる、あるいは教材任せにすることはかなりの危険だと思います。

 

脳が抽象的な思考ができるようになるのは9歳くらいから。小学校4年生くらいからです。

ここで抽象的思考に移行できない場合もあります。

算数が苦手、小数や分数の概念が理解できないなどという形で現れます。

 

能力差が開いてくるのはここからです。

それ以前の「お勉強ができる」とか「IQ」とかここでリセットされます。

 

今の教育状況は崩壊過程にあり、あきらめてはいるのですが、一方で優秀な人材も出てきて

いるようにも思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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